いびきのレーザー治療

いびきの外来治療法・レーザー治療

いびきのレーザー治療について。

外来で可能なレーザー治療

「いびき」を解消するための方法としては本格的な手術治療という手段もあり、その中でアメリカやヨーロッパなどの欧米では以前から多く取り入れらている【レーザー治療】という手術治療法があります。

入院する必要もなく短時間で終わる外来手術

いびきのレーザー治療は従来からある入院の必要性が伴う大掛かりな外科的手術ではなく、基本的に手術の際の麻酔も局部麻酔で済み、入院する必要もなく短時間の外来手術であるといったように、今までの手術治療と比較すると画期的とも言えるいびき治療法です。

レーザー治療の手術方法

いびきに対してのレーザー治療とは具体的にどのような方法で行われるのかと言いますと、簡単な局所麻酔をした後、いびき専用のレーザー治療機を使用して、口蓋垂（こうがいすい）の周辺部分に対してレーザー照射を行い、軟口蓋部分の気道を広げるといった治療法です。

喉の粘膜の震えを抑えることで、いびきを解消

口蓋垂の周辺部分の気道を確保することで、喉の粘膜の震えを抑えることにより、いびきが解消されるといったことを主旨にした『外科手術による治療法』というわけです。ちなみに口蓋垂とはいわゆる『のどちんこ』のことです。

病院での手術に掛かる時間

いびきレーザー治療の手術に掛かる時間というのも、個々の医療機関やクリニックなどにより多少の違いがあると思われますが、およそ１０分から１５分程度の短時間で終了すると説明している病院が殆どで、入院する必要もなく日帰りの外来にて手術が行えるようです。

レーザー治療による手術後の経過診断

また、手術後の通院ですが、基本的にレーザー照射した患部の炎症がひいて落ち着くまでに大体１週間から２週間は掛かるそうで、経過が良好かどうかを診断してもらう意味合いも含めて、手術後のおよそ１週間後と２週間後ぐらいに外来通院することが一般的なようです。

レーザー治療の手術費用

いびきのレーザー治療を受診する際の手術費用ですが、保険診療で行っている医療機関においては保険適応によって３割負担の人であれば、自己負担額としては約３万円ぐらいとしている耳鼻咽喉科の病院が多いのですが、金額に関しては多少の誤差はあると思いますし、正確な手術費用などは受診する前に問い合わせた方が良いです。

保険適応の有無

特別な医療機器を使用していたり、軽度のいびきであるなど、何らかの理由があり保険適応外としての治療になる場合には、上記に述べた金額よりもっと高額な手術費用が掛かる医療機関やクリニックなどもあるようですので、くれぐれも手術費用に関しては事前に確認されることをオススメします。

睡眠と成長ホルモン

睡眠というのは、肉体面・精神面の両方にとってひじょうに大切なものであり、質の良い眠りというのは、身体を健全な状態を保つ為には欠かせない要素となります。

睡眠中は脳下垂体から成長ホルモンが大量に分泌される状態であり、成長ホルモンは骨や筋肉、 臓器の発育を促す作用があり、子供の成長にとっては重要な役割を果たしています。成長ホルモンの分泌量は年齢を重ねるごとに低下していくことがわかっており、このことが加齢に伴い筋肉を付けることが難しくなっていく原因となっているようです。