いびきの原因【薬の服用】
いびきの原因として考えられる薬の服用について。
睡眠薬や精神安定剤などの薬を服用している場合、それらの薬が要因となって「いびき」を引き起こしている可能性も考えられます。 |
いびきと薬の服用の関連性
睡眠薬や精神安定剤などの薬を習慣的に服用している人の場合で、いびきの悩みを抱えているあれば、それらの薬がいびきを引き起こす要因となっていることも考えられます。
では何故、それらの薬を服用することの影響で「いびき」が生じるのかといったことを見ていきたいと思います。
睡眠薬や精神安定剤など
睡眠薬や精神安定剤などといった種類の薬には、多かれ少なかれ筋肉の緊張を取ってゆるめる働きをする【筋弛緩作用】というものがあり、その作用から舌や咽頭といった部分の筋肉もゆるむことで、呼吸をする際の空気の通り道となる上気道が狭くなるために、いびきを引き起こしやすくなるというわけです。
アルコールによる「筋弛緩作用」と同じ仕組み
上記のパターンは、いびきの原因【アルコールの飲酒】の項目で述べている、アルコールによる「筋弛緩作用」と同じ仕組みであり、どちらも舌や咽頭などの筋肉の緊張がゆるまる事で気道が狭まり、結果として「いびき」が発生します。
薬の服用
医師の診断による処方で服用しているのではなく、熟睡できるようにするためとか、何らかの理由により睡眠薬や精神安定剤などを個人の判断にて習慣的に飲み続けている人であれば、それらの薬の服用を止める事によって、いびきが解消される場合も考えられます。
病気の治療目的のため服用している場合
ただし、いびき対策云々の前に個々の人によっては別の病気や症状の治療目的のために、睡眠薬や精神安定剤などの薬の服用がどうしても必要な場合もあり、医師から処方されている人であれば、自己判断による服用の停止は問題があります。
病院などから処方された薬
現在何らかの理由があって、病院などから睡眠薬や精神安定剤などを含めて処方された薬を飲むように指示されてる方は、自己判断で勝手に服用を止めるのは避け、あくまでもお医者さんの診断ならびに判断のもとで行動するようにしなければいけません。
医師に「いびき」の相談を
何かしらの病気を患っており、継続して処方されている薬を服用している場合は、一度医師に「いびき」に悩んでいる旨の相談をして、普段飲み続けている薬と関連性があるのかどうかも聞いてみるのが良いと思います。
歯ぎしりの原因
歯ぎしりというと貧乏揺すりなどと同じように一種の癖のように考えられていて、あまり気にされずに放置されることが多いようですが、あまりにひどい症状であると歯を痛めたり、歯周病を進行させる原因にもなりますので、楽観視しすぎるのも注意が必要です
歯ぎしりの原因としては、歯の咬み合わせが悪かったり、虫歯の治療をした際の詰め物や被せ物の高さの調整が微妙に合っていないなどが考えられますが、精神的・肉体的なストレスによる心理的な影響も大きく関わっているとされているようです。