いびき

いびき

いびきの原因、予防・改善・解消法などについて。

いびき】とは自分で自覚して認識できるものではありませんが、症状の程度によってはとても恐い病気に繋がる可能性があります。

いびきの原因予防・改善・解消法に関することなどの情報を解説しています。

いびきは病気?

いびき「いびき」とは自分で自覚して認識できるものではありませんので、果たしてどの程度の状態なのかが判断しづらいといった厄介な症状です。

家族の人などに指摘されたりして気付く事が多いもので、「いびきぐらい誰だって、ある程度かくものでしょ?」といった感じで気にしていない方もおられるかもしれませんが、症状の程度によってはとっても恐い病気に繋がる可能性のあるものなんです。

いびき予防グッズやいびき対策アイテム

市販で売られている、【いびき予防グッズ】や【いびき対策アイテム】などにはさまざまな種類があり、解消枕や予防を目的としたマウスピースなど人気商品となっている製品も結構あるようです。症状が比較的軽い人であれば効果が期待できるケースも結構あることと思いますが、症状がひどい場合であれば一度きちんと病院で診断を受けるようにしないと、寝ているに間に周期的に呼吸が止まるといった危険な状態に進行している可能性があります。

いびきと睡眠時無呼吸症候群との関連性

いびきの程度というのは個人差により違いあるものですが、睡眠時のいびきが習慣的となっている人の約1割は、寝ている時に息をしていない無呼吸状態の時があるとされる【睡眠時無呼吸症候群】であるとの見解が発表されています。

睡眠時無呼吸症候群を放置しておくと危険な病気の原因にも

今では一般の人の間でも認知度が高くなっている睡眠時無呼吸症候群は治療をせずに放置しておくと、生活習慣病のなかでも命に関わるような危険な病気を引き起こす可能性があるとも言われていますので、「たかが、いびきぐらいで」といったように軽い気持ちで捉えておかず、注意する事が必要です。

いびきの原因を知って改善・解消法を探る

いびき改善・解消法いびきを引き起こしている原因としては、さまざまな要因が挙げられるのですが、人によってそれぞれ原因は違うものですし、ある一つの要因が主となって「いびき」を起こしているケースもあれば、幾つかの要因が合わさったことが原因となって症状に出るといった場合もあるようです。

上気道が狭くなる要因

いびきの原因を根本となるのは、私たちが呼吸をする時に空気の通り道となる上気道のいずれかの部分が狭くなることで出やすくなります。では、何故上気道が狭くなるのかと言いますと、先に述べたようにさまざまな要因が考えられるのですが、主だった原因としては、扁桃腺肥大、小顎下症、鼻中隔湾曲症などといった【鼻腔や咽喉、咽頭の異常】、軟口蓋や咽頭壁に脂肪が付きやすくなる【肥満】、飲酒、薬の服用などによる【筋弛緩】、その他にも【心身の疲労やストレスによる影響】【鼻づまりなどによる口呼吸】なども挙げられます。

いびきの予防・対策・治療法

いびきの原因となっている要因により治療方法や対策が違ってくるのも当然であり、原因が何かしらの生活習慣にあるので場合であれば、それらの習慣を見直すことで改善・解消されることも考えられます。また、根本的にいびきの原因となっている要因が肥満やアルコールの飲酒などが原因の場合であれば、それらの問題を見直すことが対策としての大前提となります。

外科手術の必要があると診断される場合

気道内の組織の形態的な異常が原因で、いびきの症状が悪化しているケースでは、レーザー治療などの外科手術により気道を狭くしている部位の組織を除去して、呼吸する際に空気の通り道となる上気道を広げることで、喉周辺部の粘膜の震えを抑えて、いびきを軽減させるという治療法があります。

レム睡眠とノンレム睡眠

睡眠睡眠には浅い眠りの状態である【レム睡眠】と、深い眠りの状態である【ノンレム睡眠】があります。睡眠中は基本的に約90分のサイクルでレム睡眠とノンレム睡眠が一定のリズムで繰り返されています。浅い眠りと深い眠りと聞くと、レム睡眠は質の悪い睡眠のように感じられるかもしれませんが、決してそんなことはく、両方とも身体にとっては不可欠な内容の状態である睡眠です。

レム睡眠の状態である時には脳は覚醒に近い浅い眠りであるのですが、筋肉を休めるための眠りである以外にも、日中に脳に蓄えられた情報を一時的な記憶ではなく、長期的な記憶に移し替えるための大切な時間であるということも分かっているようです。