老眼の進行は防止できるか?
老眼の進行は果たして防止できるのでしょうか?
一般的に老眼の進行というものは、60歳〜65歳くらいまでは比較的早く進行することが多く、それ以降は度の進み方も徐々に遅くなり、やがては度数も落ち着くといわれています。 しかしながら、老眼の症状が進行している期間には、その都度自分の度数に合った老眼鏡に換えなければならないですし、何かと不便を要するものです。果たして老眼の進行というものは防止する事ができないものなのでしょうか? |
老眼の進行度合い
老眼(老視)というのは個人差があれ、一般的に45歳ぐらいを境として自覚しだすといったことが言われていますが、症状を感じ始めたそれ以降に老眼の進行度合いはどうなるのでしょうか?そもそも基本的に老眼は老化に伴う水晶体の調節力の衰えが根本的な原因となっているので、すなわち誰しも年齢を重ねるごとに老眼は進行していくもの当然のことであるようです。
老眼の進行度合いは60歳から65歳くらいまで比較的早く進行する
一般的な老眼の進行度合いとしては、60歳〜65歳くらいまでは比較的早く進行することが多く、それ以降は度の進み方も徐々に遅くなり、老眼の自覚症状を感じだす年齢に個人差があるのと同様に、進行が止まる年齢にも個人差がありますが70歳前後になると老眼(老視)の進行もほとんど止まるといわれています。
老眼の進行を遅らせることは可能か?
老眼の進行がおさまるまではその都度、度の進行に合わせて老眼鏡のレンズを変更する必要があり、手間も費用も掛かりますが、ピントの合ってないレンズの老眼鏡では日常的に不便に感じることも多々あることと思います。
老眼の進行を遅らせる方法や解消策はないのか?
そこで、何とか老眼の進行を遅らせる方法や解消策はないのか?といった悩みを抱えている方も多数居られるかもしれませんが、老化による症状なので万人に当て嵌まるような確立された根本的な解決方法は今のところ残念ながら無いようです。
老眼防止トレーニング
ただ、老眼防止トレーニングをすることにより、老眼(老視)をはじめ白内障・緑内障の進行を抑制できるという魅力的な学説を唱えている眼科医の先生(福与貴秀先生)がおられ、【眼ウォーキング(眼のアンチ・エイジングをはじめよう)】、【老眼(治らないとあきらめていませんか?)】という本を書かれて、その中で詳しく解説されています。
早い時期から老眼鏡を利用しだすと、老眼の進行自体も早まる?
それと、老眼の症状を感じ出したからと言って早い時期から老眼鏡を利用しだすと、老眼の進行自体も早めてしまうのでは?と疑問に感じたり、そのように思い込んでいる人も居られるようですが、実際には老眼鏡や遠近両用のメガネを掛けだしたからといって、老眼(老視)の進行が早まることはないそうです。
レーシックによる視力回復
レーシックとはレーザーを使用して近視・乱視・遠視を矯正する視力回復手術です。欧米では既にレーシックは一般的な視力矯正治療となっており、日本でも数年前からメディアに取り上げられて認知度が高まり、実際に治療を受ける人も増加しています。
レーシックの手術方法は、目の角膜にフラップというフタを作り、角膜をめくってレーザーを照射し、角膜の屈折する形を調整することにより視力を矯正する手術です。ここ数年でレーシック手術を行う病院やクリニックの数も飛躍的に伸びており、現在では年間に多くのレーシック治療が行われています。