老眼用のソフト・コンタクトレンズ
老眼用のソフト・コンタクトレンズについての解説。
一般的にソフトコンタクトレンズは装用感がよくて、ハードコンタクトレンズと比較して慣れやすいといったことや、ずれにくいので激しいスポーツなどにも対応できるといった特徴がある反面、汚れなどが付着しやすいためレンズケアに気を掛けないといけないといった点が挙げられます。 老眼用(遠近両用)コンタクトレンズの中でもソフトレンズ・タイプの製品についての情報を紹介しています。 |
老眼用(遠近両用)コンタクトレンズ
老眼・老視の症状としてありがちな「手元の文字が読みづらい」、「細かいものが見えにくい」などといったことを感じ出すようになったら、老眼鏡を使わなければと思いつきますが、最近では遠近両用のコンタクトレンズを使用されている方も増えてきています。ここでは、遠近両用(老眼用)コンタクトレンズの中でもソフトレンズ・タイプの製品を数種類紹介します。
2ウィーク アキュビュー・バイフォーカル【ジョンソン・エンド・ジョンソン】
使い捨てだから始めやすい2週間交換終日装用の遠近両用ソフトコンタクトレンズ。
この老眼用コンタクトレンズの特徴
同心円状に交互に配置した遠用と近用の5重の同時視型デザインを採用し、境目のない自然な視界を実現した遠近両用(老眼用)のコンタクトレンズで、レンズは瞳の大きさの変化にもスムーズに対応するのが特徴。
メニフォーカルソフトS【メニコン】
瞳にやさしく、進行してしまった老視・老眼にも対応できる遠近両用コンタクトレンズ。
この老眼用コンタクトレンズの特徴
ソフトレンズならではの自然な装用感で、高い含水率と酸素透過性を誇る非イオン系素材を採用しており、瞳にやさしい。レンズの光学中心と移行部を鼻側にずらし、瞳孔とレンズの中心が重なるようになった独自のレンズデザインでナチュラルな視界を実現可能。
アイミー・バイフォーカルソフト【旭化成アイミー】
瞳にやさしい自然な装用感であるソフトレンズ・タイプの遠近両用(老眼用)のコンタクトレンズです。
この老眼用コンタクトレンズの特徴
遠くの部分を見るときには遠用光学部分を通った光が、より鮮明な像として網膜上に映し出され、近くを見るときには、近用光学部(中心部分)を通った光が、より鮮明な像として網膜上に映し出される同心円型のレンズデザインを採用。また、ソフトコンタクトでは世界初となる、素材にフッ素系新規モノマーを配合して、汚れのつきにくいレンズになっているのもポイント。
メダリスト・マルチフォーカル【ボシュロム】
手元まで楽にピントを合わせられる遠近両用(老眼用)の2週間交換ソフトコンタクトレンズ。
この老眼用コンタクトレンズの特徴
手元から遠く用のあらゆる度数が境目なく自然に変化した【次世代型マルチフォーカル構造】を採用したレンズで、視線移動しても瞬時にピントが合い、手元から遠くまで自然な見え方で快適な視界を可能に。
白内障の手術
白内障の手術としては水晶体を透明の人工眼内レンズに入れ替えるといった方法が主流で、年間に約100万件行われているとされています。
この手術の具体的な方法は、まず角膜に約2ミリほどのすき間を開けて、そこから超音波を照射し、水晶体を細かく砕き吸引・除去してから、その後、水晶体のあった場所に直径6ミリほどの眼内レンズを入れます。手術は局所麻酔(点眼麻酔)で行われるので強い痛みはなく、目の状態などにより差はありますが、短時間で終わるのが一般的なようです。