老眼鏡の度数

老眼鏡の度数の目安

年齢別による平均的な老眼度数についての情報。

老眼鏡を購入する場合には老眼の進行具合に適した度数のレンズを選ぶ事が重要です。

ピントが合ってないレンズの老眼鏡を日常的に使用していてはハッキリとした視界も得られずストレスに感じたり、無理な姿勢でモノを見る癖がつくなどの弊害が生じますし、何より目にとっては負担になりますから注意する必要があります。

老眼になり始めの頃は度数の進行も比較的早い

老眼鏡の度数老眼(老視)というものは老化現象の一つでありますから、加齢にともない老眼の度合いも自ずと進行していきます。老眼の進行度合いとしては個人差があるものの、老眼になり始めの頃には度数の進行も比較的早く、一般的には度数が変化するのは2〜3年ぐらいなので、それを目安に老眼鏡の度数も合わせ換える必要性が生じます。

老眼の進行度合い適した老眼鏡を使用する

老眼の進行が止まるまではその都度、度の進行に合わせて老眼鏡のレンズを変更する必要があることから、費用も掛かり厄介に感じるものですが、日常的にピントが合ってないレンズの老眼鏡を使用していては、何かと不便に感じたりストレスになったりすることも多々あることと思いますので、完璧にとは言えないまでも出来るかぎり自分の老眼の進行度合い適した老眼鏡を使用する事をお勧めします。

最適な老眼鏡のレンズ度数を把握する

自分に最適な老眼鏡のレンズ度数を把握するには、眼科やメガネ専門店などで測定してもらうのが正確な数値が判断でき最善であるというのは言うまでもありませんが、年齢別で一般的に言われている平均的な度数を自己診断として、ある程度の度数の目安となるものを掲載しておきますので、あくまでも参考程度に参照してみてください。

老眼の年齢別による一般的な度数の目安

40〜45歳・・・+1.00 〜 +1.50
45〜50歳・・・+1.50 〜 +2.00
50〜55歳・・・+2.00 〜 +2.50
55〜60歳・・・+2.50 〜 +3.00
60〜65歳・・・+3.00 〜 +3.50
65〜70歳・・・+3.50 〜 +4.00

自分の老眼の進行具合に適した老眼鏡を購入する場合

個人の視力および、遠視・近視・乱視等の矯正の為に眼鏡等の使用をしているなどにより個人差があるというのは当然ですので、上記に掲載している内容で個人個人の正確な度数は判断できません。目安程度にお考え、自分の老眼の進行具合に適した老眼鏡を購入する場合には、メガネ専門店や眼科などの病院にてきちんと測定してもらうことをお勧めします。

高年齢に多い白内障

白内障白内障という病気は、カメラのレンズに相当する水晶体が白く濁り、視力が落ちてしまうという症状の目の疾患です。加齢に伴うものがほとんどであり高年齢の人ほど多く発症しますが、糖尿病や外傷などで起きることもあります。

白内障の治療方法としては、日常生活に支障がない程度であれば、点眼薬や内服薬により、白内障の進行を遅らせるということがされます。しかしながら白内障が進行して、日常生活に不自由を感じるようであれば、水晶体を透明の人工眼内レンズに入れ替えるといった外科的手術が行われます。