外反母趾の予防対策

外反母趾を予防するための対策

外反母趾にならないための予防策や症状の進行を防止する対策について。

外反母趾にならないための予防策や、症状の進行を防止する対策としては、外的要因として最も影響を及ぼす「靴の不適合」を先ずは見直して改善してあげる必要があります。

また、足の指や足裏の筋肉を鍛えて筋力を衰えさせないようにしてあげましょう。

外反母趾を予防する

外反母趾の予防対策外反母趾を予防するうえで、まずは原因を把握しておく事が大切です。そもそも外反母趾は圧倒的に女性に多く見られる病気で、その原因としては、男性と比較して一般的に女性の方が骨を支える筋力が弱く、関節も柔らかいといった先天的な要素が挙げられます。また、前足に負担のかかるハイヒール、足先を締め付ける横幅や先端の細いデザインの靴を履く人も多いため、男性に比べて外反母趾になりやすいと考えられています。

外反母趾の基本的な予防法

外反母趾の予防対策には、足の指や関節に無理な負担を掛けない自分の足の形に合った適切で正しい靴を選ぶといったことが何より大切ですが、根本的に足の裏の筋肉を鍛えるといったこともひじょうに重要となりますので、基本的な予防法と考えられます。

症状が軽いからと放置せずに対策をする

上記に述べた対策は、今現在において外反母趾の症状が出ていない人はもちろん、すでに発症している人がそれ以上に症状が進行しないようにするためにも有効です。症状が軽いからという理由で放置していると、状態が悪化する事はあれど、改善されることはないと心得ておくべきだと思います。

足の指や足裏の筋肉を鍛える

足にとって過剰な負担の掛かる靴を履く機会を減らすといったことも、外反母趾にならないようにする予防策として重要ですが、日頃からよく歩くなどして、足の指や足裏の筋肉ならびに足底のアーチを正常に維持してあげることも効果的です。

外反母趾の予防・改善に効果的な運動やマッサージ

自分で実践可能な足の筋力をつける簡単な方法としては、足の指を開いたり閉じたりと積極的に動かすトレーニングやストレッチ運動、その他血行を促進させるマッサージなどがあります。ただし外反母趾の症状が進行していて、余程の炎症や痛みを生じている場合であれば、専門医による診断を受けきちんとした治療をすることが優先で必要不可欠です。

下肢静脈瘤という病気

下肢静脈瘤下肢静脈瘤とは、下肢(足・脚)の血液が血管(静脈)に停滞して溜まることにより、静脈血管が太くなって浮き出ている状態、または瘤(こぶ)のように膨らんで蛇行している状態の症状をいいます。

下肢静脈瘤というのは決して悪性の疾患ではなく、病状の進行具合もゆっくりとした病気ですので、症状が軽い場合であればさほど心配されることもないそうですが、下肢静脈瘤は放置していて自然治癒されることは殆どなく、女性の方であれば外見上の美容的な悩みに繋がることも多く、症状が悪化していくと色素沈着や潰瘍などの合併症を引き起こすこともあります。