外反母趾の症状

外反母趾の症状と診断基準

外反母趾症状と診断基準についての情報を紹介。

外反母趾(がいはんぼし)の症状として、「靴を履くと足に痛みが生じる」「親指の付け根の関節が突き出ている」「突出部が赤く腫れ上がっている」「足の裏の指の付け根部分に痛みを伴うタコがある」などが代表的で、個人差はあれど上記のような症状が進行程度により現れます。

外反母趾の症状

外反母趾の症状外反母趾であるか?を判断するには、その症状として一番判断しやすいのが足の親指(母趾)の形、方向の向き、ならびに足の親指の付け根部分の関節の痛みです。具体的には足の親指が小指側へと異常に「くの字」の型に変形してしまっているといった状態が一般的です。また、外反母趾の進行程度によって腰痛や頭痛といった症状を引き起こす原因になる可能性もあり、足の部分だけでなく全身に影響を及ぼす恐れのある病気です。

外反母趾の診断基準

外反母趾かどうかのハッキリとした正確な診断をするためには、整形外科などの専門の病院にてレントゲン撮影(X線撮影)を行う必要があります。診断基準として、外反母趾角(足の親指の付け根の関節の曲がり具合の角度)が、15度以上である場合に外反母趾と判断されます。

外反母趾角の正常値

外反母趾角が正常である人の角度の基準値としては5度から8度ぐらいとされており、基本的に曲がっている角度が9度から15度までも正常値として考えられていて、その範囲の曲がり具合であれば、その時点において問題はないとされています。

外反母趾の症状の診断

足の親指付け根の関節の曲がっている角度が正常値範囲の15度以上を超えていると外反母趾と診断されるわけですが、症状の程度としては、外反母趾角が【15度から20度未満であれば軽度】、角度が【20度以上40度未満であれば中程度】と判断され、それを超える【40度以上の場合は重度】の外反母趾と一般的に判断されています。

専門の病院で診察を受ける

外反母趾は関節の曲がっている角度が正常値範囲を超えていても、初期の頃では自覚症状として痛みを感じない場合も多いので放置している人もあるようですが、治療をせずに放っておいても決して治ることはありませんので、不安に感じているならば一度専門の病院で診察を受けることをお勧めします。

爪水虫

爪水虫爪水虫も足の皮膚に出来てしまうような一般的な水虫と同じで白癬菌が原因の病気です。爪水虫の厄介なところは外から薬を塗っただけでは、爪の中にいる白癬菌をなくすことが困難という点です。また、爪水虫である限り足に発症している水虫も完治しませんので、優先的に爪水虫を治療する必要が出てきます。

驚く事に切った爪の中でも白癬菌は、半年間も生き続けていたというデータもあるそうで、爪切りなどで切った爪が感染源にもなりえるので、爪水虫の患者さんが家族に居られる方であれば注意する必要がありそうです。